【大紀元日本8月2日】先月21日に北京市を襲った記録的な豪雨は今もその爪痕を残している。2日の北京の地方ニュースサイト・北晨ネットによると、21日の豪雨以来、北京市郊外では「数え切れないほど」の道路陥没や山崩れが起きており、市内でも150件以上の雨による道路障害が起きている。
同報道によれば、北京市周辺では、豪雨のあった21点xun_ネ降も雨量が多く、豪雨当時に崩壊しなかった山や崖でも相次ぎ山崩れや地すべりが起きている。北京郊外の道路整備を手がける瑞通センターは、郊外で発生した各種の道路陥没は数が多く、「数えきれないほどだ」とコメントしている。
さらに、市内でも地面陥没があちこちで発生している。31日だけでも、市中心部の西城区の道路で直径1.5メートルの陥没穴が出現し、同じ西城区では買い物客で賑わう西単でも路面に大きな陥没穴ができていた。また、東城区の崇文門で歩道が大きく沈み、朝陽区の道路交差点でも陥没が起きている。長安街では、男性が陥没穴に墜落する事故も起きている。
市中心部の西城区の道路で直径1.5メートルの地面が陥没(ネット写真)
朝陽区の道路交差点で陥没が起きた(ネット写真)
北京で多発する路面陥没は主に、道路建設時の土填圧が甘かったことに原因があると北晨ネットの報道は専門家の話として指摘した。
(翻訳編集・張凛音)