【大紀元日本9月1日】四川省攀枝花市の炭鉱で8月29日午後6時ごろ、ガス爆発事故が発生し、31日の午前11時までに死者41人、負傷者49人、5人がまだ地下の坑内に閉じ込められている。負傷者のうち、7人が重体で、10人が重傷だという。
地元メディア・四川在線によると、事故発生時に炭鉱内では154人の作業員が働いていた。救助活動は現在も続いている。
事故が発生した肖家湾炭鉱は、民間企業の正金工貿が経営。年間生産量が9万トン。同社経営責任者・谷正華氏はすでに当局に拘束されている。
1999年から2009年までに中国で発生した炭鉱事故で少なくとも5万4160人が命を落としている(2009年2月24日付中国経済時報)。昨年は全国で1201件の炭鉱事故が発生し、1973人が犠牲となっている。
(翻訳編集・余靜)