【大紀元日本9月24日】ベルギーのブリュッセルで20日、第15回中国・欧州連合(EU)首脳会議が開催された。フランス国際ラジオ(RFI)の報道によれば、首脳会議後に予定された記者会見の参加記者について、中国側が厳しい制限を要求したため、EU側は会見のキャンセルを決定した。
今回のキャンセルは、会議の始まる前、EU委員会スポークスマンがメディアへの事前説明の中で伝えられた。スポークスマンによると、EU側は今回の記者会見を希望したが、中国側と開催方法について折り合いがつかず開催に至らなかったという。
EU側のある外交官はAFP通信に対し、中国側が安全を理由に首脳会議後の記者会見に参加する記者に対し、厳しい制限を要求したため受け入れることができなかったと伝えている。RFIの報道によると、中国代表団が要求した参加記者の人数制限は50人。うち、25人は完全に中国側の許可を得ており、残りの25人はEUから権限を与えられた非中国人記者とするものであった。これに従えば外国籍の中国人記者、台湾人記者は参加する権利がないことになる。
(翻訳編集・坂本)