米ウオールマート・中国の一部店舗前(MARK RALSTON/AFP/Getty Images)
【大紀元日本9月29日】このたび湖北省物価局は、同省武漢市に店舗を置く米国小売店大手のウォールマートが不正な価格設定をしたとして、10万元(約120万円)の罰金を命じた。
今回罰された原因は、同店が5月のセール期間中に特売品で新商品の液体洗剤を、通常価格より1.2元高く設定し、販売したことだという。
物価局副局長は「セール期間中に、それ以前の価格より最も安値で売られていなければ、価格詐欺になる」とコメントしている。
中国140都市で350店舗をかまえる米国大型スーパーマーケット・ウォールマートは、ここ5年間で20回以上も罰金を科されている。
中国では外国企業に対する取り締まりが国内企業の基準より厳しい。外国企業が中国で生存することは、ますます難しくなってきている。
(翻訳編集・池葉 笑子)
