米政府は2日、現在ある36カ国・地域を対象に実施している「ビザ免除プログラム」に台湾を加えると発表した。これにより11月1日から、台湾から90点xun_ネ内の商用、観光目的の旅行者のビザ取得が不要となった。同プログラムの対象になっていない中国では、ネットユーザーからさまざまな声が上がっている。
HHS-Kevin(ユーザーネーム):台湾のパスポートで126カ国へ無ビザで行ける。アメリカのパスポートでは186カ国。しかし、中国は…小さな声で言おう…18カ国だ。しかもその中の14カ国はアフリカにあるんだよ。(皮肉にも)われわれの友は世界中に溢れている。
仮装在紐約:私は10月1日に国慶節を過ごし、あなたは10月10日に国慶節を過ごす。私は濃い赤色のパスポートでビザ取得のために、苦労をなめ尽くし、あなたはモスグリーン色のパスポートで120数カ国を自由に行き来している。同じ言葉を話すのに、違う表情で、違う感情、違う運命だ。
羨ましがるユーザーがいる一方、ねたむユーザーも少なくない。
tlong0114:台湾をビザ免除対象にしたとはどういうこと?アメリカという国はいつも中国に難癖をつけている。何を企んでいるのかい?
美洲豹微博:米国がこの時期にビザ免除を台湾に与えたのは、台湾と大陸の仲を裂こうとして、釣魚島(尖閣諸島の中国名)問題に首を突っ込もうとする酷いやり方だ。
中山大学(広州市)の艾暁明教授はこれらの書き込みについて、「羨望とねたみをにじませた声は、米国の政策を批判しているのではなく、自身らに課された境遇や直面する現実への不満や無力感を表している」と解釈した。
(翻訳編集・余靜)