マヤ人の人類滅亡説を信じ建設中の避難船(ネット写真)
【大紀元日本12月4日】古代マヤ人が予言した2012年人類滅没説。ホットな話題ではあるが、ほとんどの人は半信半疑の気持ちでその日を迎えようとしている。しかし、新疆ウイグル自治区でこの予言を真に受け、難から逃れようと、ノアの方舟を建設している者がいる。中国メディアが報じた。
中新網によると、方舟を作っているのは同自治区に在住する男性で、「2012年、我が家が洪水に呑まれるかも知れないから、全財産をなげうってこの船を作った。皆も一緒にこの船で避難できる」と話した。
船は全長21.2メートル、幅15.5メートル、高さ5.6メートル、540馬力に相当する3つのディーゼルエンジンがついており、排水量は140トン。2010年に建築を開始し、工事費はすでに100万元(約1300万円)かかったという。
3階建ての船は外側はほぼ出来上がっている。ただ、船内の設備を揃えるために、さらに100万元が必要だと男性は話した。
男性は万が一、災難がなくても、船を観光船やフェリーにすると決して無駄ではないことを強調した。
男性は多趣味で、易経など中国の古代文化に深く影響を受けているとも話した。
(翻訳編集・余靜)