高級食材の「フカヒレ」(/Getty Images)
【大紀元日本1月16日】中華料理の高級食材であるフカヒレの9割以上がゼラチンから作られたものだと分かった。浙江省で13日、560キロの偽フカヒレが押収された。
同省当局は昨年12月、重金属基準を超過した偽フカヒレが流通している報告に基づき、杭州、寧波、温州、台州等主要都市にある約1000箇所以上のフカヒレ販売店及びレストランを対象に調査を行った。
抜き取り検査を受けた82点のサンプルのうち、79点がゼラチンで製造されたもの。本物のフカヒレを証明するDNAは含まれていないという。当局は、偽フカヒレ560キロを押収した。
偽フカヒレの一部は重金属含量が基準値を超過し、肝臓や腎臓に影響を及ぼす。その多くは福建省から流通してきたもので、店側も区別がつかないほど巧妙に作られている。
(翻訳編集・余靜)