【大紀元日本2月13日】爆竹や花火でにぎやかに巳年を迎えた中国では、一年を締めくくる話題の一つにネット流行語が上がっている。もっとも使われた10の言葉を10回に分けて紹介する。今日はその1回目。
吊絲(あるいは●絲、●は尸の下に吊)
もともとは田舎から都市部に来た若者を指す言葉。貧乏で親に頼ることもできない。マイカーやマイホームは夢のまた夢。
その意味なら自分も当てはまる、と自嘲の意味を込めて「吊絲」があっという間に拡散。収入が低く彼女がいない若い男性らが次々と吊絲に仲間入り。「女吊絲」も当然、かなりの数で存在する。
2012年の年初から流行りだしたこの言葉。生きる難しさへの共感で今もネットに根付いている。
(つづく)
(張凛音)