【大紀元日本6月3日】お風呂に浮かべて遊ぶアヒルのおもちゃをそのまま巨大化した「ラバーダック」。世界各国を旅してきた巨大アヒルは香港デビューして数週間、さっそく中国で何匹もの「兄弟」ができたようだ。
ラバーダックの香港での人気ぶりに便乗して、内陸ではパクリ作品が賑わう。湖北省武漢市や陝西省西安市、広東省佛山市のバージョンは本家そっくりのふっくら体型にあどけない表情。広東省東莞市の「妹」ちゃんは、頭にリボンをつけ、オーバーオールを身につけ、水面にきょとんと座っている独自路線。
これ以外にも、天津市や浙江省杭州市など約10の都市でラバーダックの「兄弟」たちが活躍している。広州市のラバー製品工場はフランスのRFI放送の取材に対し、ラバーダックが香港に登場して以来、模倣品の注文が増えていると話し、その注文の多くはデベロッパーによるものだという。
湖北省武漢市のパクリ・ダックは本家そっくりだが、ずっと小さい(長江日報よりスクリーンショット)
(翻訳編集・張凛音)