【大紀元日本6月8日】破壊行為を行うデモ活動は看過ならない―。7日、外遊先の北アフリカから帰国したトルコのエルドアン首相は、改めてデモ隊に対して強硬姿勢を強調。これに対し、デモ隊側も同日に首都イスタンブールのタクシム広場で数千人規模の集会を開き、首相の辞任を要求するなど一歩も引かない構えだ。公園保護運動に端を発する今回の反政府デモは、さらに泥沼化の様相を呈している。
トルコ医師会の発表では、6日時点でのデモ隊側の負傷者は4000人以上にのぼり、これまでに3人が死亡した。
(翻訳編集・森 豪太)