【大紀元日本6月13日】北米華字ニュースサイト・多維網は11日、習近平国家主席の8人のブレーン集団を分析した。党中央弁公庁の栗戦書主任、同弁公庁の丁薛祥副主任、党中央政策研究室の王滬寧主任、同研究室の何毅亭副主任、習主席の秘書の朱国鋒氏と鐘紹軍氏、中央党校の李書レ副校長、中央財経指導小組の劉鶴主任がそのメンバーである。
8人はメディア露出が少ないものの、「共産党最高権力核心の周辺にいる」と記事は指摘しており、彼ら8人が中央弁公庁、総書記弁公室、国家主席弁公室、中央政策研究室などの権力機構を取り仕切っているという。「共産党政権のために策を練る彼らの仕事は、中国の政治そのものに影響をもたらす」と8人の影響力の大きさを説明した。
習近平主席の訪米に同行した王滬寧氏は、江沢民元主席と胡錦濤前主席を補佐した経歴のある「元老ブレーン」。党中央事務機構の中央弁公庁と党中央シンクタンクの中央政策研究室のトップ4人を除き、朱国鋒氏、鐘紹軍氏、李書レ氏、劉鶴氏はそれぞれ、外交、社会、政治、経済の面で習主席の脇を固めていると記事は分析した。
(翻訳編集・張凛音)