大紀元記者、臓器狩り報道で表彰=米プロジャーナリスト協会

2013/06/25 更新: 2013/06/25

大紀元日本6月25日】米国プロフェッショナル・ジャーナリスト協会は21日、顕著な報道姿勢を評価して、中国当局による法輪功学習者への臓器奪取問題を伝えた大紀元英語版記者マシュー・ロバートソン氏に栄誉ある賞を授与した。

ロバートソン氏が受けたのはシグマ・デルタ・カイ賞(Sigma Delta Chi award for excellence in journalism)。テレビやインターネット、調査研究、写真など優秀な報道作品に同協会が毎年授賞する。今年は大紀元のほか、ワシントン・ポスト、AP通信、ボストングローブ誌などが受賞した。

授賞式はワシントンD.Cのナショナル・プレス・クラブで行われた。流暢な中国語を話すロバートソン記者。中国当局による極悪な「臓器狩り」に関する4本の記事の報道が、審査委員会に評価された。下記は各記事のリンク。

中国公安当局の高官による組織ぐるみの臓器狩りの裏を暴いた、『Would Be China Defector, Once Bo Xilai’s Right Hand, Oversaw Organ Harvesting

重慶市元トップの薄煕来が昨年失脚した後、インターネットで臓器狩り情報の封鎖が断続的に解禁されたことを通して、中国指導部内部での臓器狩りにめぐる対立を明かす『 After Bo Xilai’s Purge, Searches For ‘Organ Harvest’ Suddenly Allowed

中国の某病院の臓器移植の責任者である医師が臓器狩りに関与する事件を報道『Accused Chinese Organ Harvester Lurks in Transplant Community

米国名門大学が中国当局との「友好関係」を強化するため、倫理道徳を無視する実例を取り上げた『Friendly Ties Come With Award, But Ethicists Object)

審査員はこれらの報道について「他メディアが無視する話題にも拘らず、深く掘り下げ、しかも報道を先導した」「ウェブがジャーナリズムの質を下げたと主張する者は、一度大紀元を見るべきだ」と質の高い報道を評価した。また「中国の一つの犯罪を明らかにし、一方でこの犯罪を見て見ぬふりをする他国にも責任があると指摘した」と述べた。

授賞式に出席した大紀元英語版ジョン・ナニア編集責任者は、「この賞はこの重要な報道テーマに授与されたのは喜ばしいことだ。臓器狩りは過去の問題ではなく、今なお中国で進行している。受賞は、大紀元時報は読者が最も必要としている重要なニュースを伝えている証だ」と述べた。

大紀元時報は2006年から、法輪功学習者を含む囚人への臓器狩りの真相を積極的に情報収集して報道してきた。

同年3月17日、在米中国人女性アンニ(仮名)さんは大紀元に対して、中国の病院、監禁施設、公安当局による組織ぐるみの強制臓器奪取問題「臓器狩り」をはじめて明かした。また脳外科医の前夫は、監禁中の不特定多数の法輪功学習者から目の角膜を摘出していたと自身の体験を暴露。その後、中国人民軍医師と名乗る匿名情報が寄せられ、臓器狩りに関する内部告発が相次いだ。

この問題の調査依頼を受けてカナダ国会元大臣デービット・キルガー氏と、国際人権弁護士デービット・マタス氏は独立調査団を結成。翌年に発表された両氏の最終報告書は、52項目の証拠を示し「法輪功学習者を対象とする臓器狩りは紛れもない事実である」との結論を発表した。

両氏の関連活動について、大紀元も英語、中国語、日本語など各言語で報じてきた。

昨年9月18日に開かれた国連人権理事会の討論会に出席した大紀元ニューヨーク本局の郭君・総編集長は、これまでに収集した臓器狩りに関する情報を報告し、緊急調査を呼びかけた。

(記者・ジェネヴェーブ・ベルマーク、董韻/翻訳編集・叶子)
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