【大紀元日本6月30日】東欧バルカン半島のクロアチアが7月1日、欧州連合(EU)の、28番目の加盟国となる。
クロアチアは、去年1月に行われた加盟の是非を問う国民投票で約66%の賛成票を獲得し、自国議会と加盟27か国の批准を経た後に、EUへの参加を決定。しかし、投票率が約43%と低いなかでの可決となったため、当時の加盟反対派は、投票無効を訴えていた。
同国では、クロアチア人とセルビア人との間で、1991年の旧ユーゴスラビア連邦からの独立が発端となった民族対立が、未だ続いている。
(翻訳編集・森 豪太)