【大紀元日本7月29日】ブラジル・リオデジャネイロ市にあるコパカバーナビーチで25日、キリスト教カトリックの祭典「世界青年の日」が開催され、同国を訪問中のフランシスコ・ローマ法王が主席した。
米FOXによると、初の中南米系ローマ法王として同地域での人気がたいへん高いフランシスコ氏を一目見ようと、この日は150万人を超えるカトリック教徒がコパカバーナビーチに集まり、そのなかで同氏は、「財産・権力・金銭は幻想的な幸福感しかもたらさない。人間の欲求には終わりがない」と語ったという。
フランシスコ氏は、「世界青年の日」に出席する前にリオデジャネイロ市の代表的なスラム地区も訪れており、温かい言葉で住民らを励ましたうえで、世界中の富裕層に対して、「世の不平等を是正していくことに協力してほしい」と訴えた。
(翻訳編集・森 豪太)