【大紀元日本8月10日】江蘇省淮安市の病院で6日、生後11カ月の女児の体内から4本の縫い針を摘出する手術が行われた。針は故意に挿入されたものとみられている。地元メディア・中江ネットが伝えた。
手術を施施行した淮安市婦幼保健院は中江ネットの取材に対して、腰やおしりに挿入された4本の針を摘出する手術は、少しでも手順を間違えれば臓器に穴が空いてしまうほど危険だったという。また、うち1本は体内で折れていたと担当外科医は明らかにした。
さらに担当医は、針はすでに錆び始めており、しばらく体内に放置されていたと見ている。「このような状況は偶然に起こるものではなく、故意に挿入されたものと考えられる」と述べた。報道によると、女児の両親は、針の存在を知らないと主張している。一方、何らかの家庭内トラブルによる児童虐待の可能性があるとして、警察は複数人の親戚から事情聴取した。
(翻訳編集・佐渡 道世)