【大紀元日本8月29日】江蘇省で生後11カ月の女児の体内から4本の縫い針が発見された事件に続き、北部の黒竜江省ハルピン市でも同様な事件が起きた。生後56日の女児の体内からも4本の針が摘出された。女児の父親が25日、自らが挿入したと自首した。国内メディア各社が報じた。
5日、ハルピン市児童病院は泣き止まない女児の腰部から1本の針を摘出。21日、女児は再び入院。レントゲン写真で体内から3本の針が確認された。針は女児の肝臓と腎臓に挿し込んであった。25日、2度目の針の摘出手術が行われた。
警察は当初から故意に挿入されたものとみて女児の親戚から事情聴取をしていたが、手術が行われた25日、父親の殷志賀(24)が自首した。
殷容疑者の親戚の証言によると、殷容疑者は「女の子に針を挿せば、次に生まれてくるのは男の子」という俗信を信じ込んで犯行に及んだという。
中国では6日にも、江蘇省で生後11カ月の女児の体内から縫い針4本を摘出していたが、犯人はまだ判明していない。
(翻訳編集・王知理)