【大紀元日本9月9日】中国浙江省温州市で拘束された国有企業幹部の男性(42)が4月、取り調べ中に急死した事件があり、検察当局は8月30日、関与した幹部6人を故意傷害罪で起訴した。
幹部らは汚職の自白を得るため、男性を裸のまま氷水の入った浴槽に入れ、頭を何度も水に押し込むなどの虐待を行った疑いがもたれている。
中国メディアによると、土地開発にからみ汚職容疑で3月1日に拘束された男性は4月8日、搬送先の病院で死亡が確認された。死因は「水死」だった。遺族は遺体に複数の外傷があったため、虐待を受けたと主張している。
6人のうち、5人は同市紀律検査委員会の幹部、1人は同市検察院の幹部。
一方、今回の起訴に関するメディアのインターネット報道が相次ぎ取り下げられた。
(翻訳:王君宜)