【大紀元日本9月27日】中国国内メディアはこのほど、国内飲料メーカーが腐った果物でフルーツジュースを製造していることを報じた。メーカー側は否定している。
報じられた3社は、業界最大手の匯源果汁を含む、安徳利果汁と海昇果汁の国内大手。
国内紙・21世紀経済報道23日の報道によれば、卸売業者は安徽省や江蘇省、山東省の果物農家から腐敗した果物を安く買い取り、飲料メーカーは「コスト削減のため」それをジュースの製造原料として入荷しているという。
報道を受け、匯源果汁は「農家が搬送過程で果物を痛めてしまうことはあるが、腐ったものを故意に企業に売ることはない」と否定。
さらに生産過程でも果物の選別を行っているため、腐ったものが生産ラインに入ることはないと匯源は主張した。
安徳利果汁も「報じられているような事実はない」としている。国家食品薬品監督管理総局は現在、調査に乗り出している。
(翻訳編集・叶子)