【大紀元日本1月17日】「私は自分の家と車も持っていて、貯金もあります―理想の男性を探しています」中国四川省成都の各バス停に掲げられた、美女が結婚相手を募集する広告に注目が集まっている。
女性の名は黄莉娟さん(28)。地元メディアの調査によると、黄さんは不動産会社のマーケティング・マネージャーであることが明らかになった。黄さんの広告が市内に溢れた背景には、勤め先が建築計画用の空き広告スペースを満たすために、黄さんへ結婚相手募集の広告を出すことを要請したためだという。
広告費用は一日100万元と見られるが、黄さんには無償で提供された。メディアの取材に対し、黄さんは忙しく将来のパートナーを探す時間がないと答えた。また親戚からのプレッシャーもあり、会社からの提案を受け入れたという。
黄さんが掲げる夫の条件は「身なりが良く、明るくてポジティブな人。ハンサムである必要はないが家族に責任が持てる人」と付け加えている。
一人っ子政策が導入された80年代生まれ以後は、男女比において男性が多いため、女性のパートナー探しは比較的珍しい。年始早々に掲げられたこの広告はインターネットで注目を浴びた。「有名人になるための作戦では」「いや純粋にパートナーを探しているだけだ」など様々な憶測が飛び交っている。
(翻訳編集・佐渡 道世)