【大紀元日本3月6日】吉林省吉林市で5日、市内の会社の通勤バスが走行中に出火し、10人が死亡、17人が負傷した。事故当時、車両に43人が乗っていた。出火原因は不明だという。
一週間前の2月27日にも、貴州省貴陽市でバスが出火する事件が起き、6人が死亡、35人が負傷した。この事件は翌28日に容疑者が逮捕され、犯行の動機は「社会への報復」だという。
1日に起きた昆明の無差別殺傷事件など、全人代開幕を前後に、多数の死傷者をともなう事件が相次いでいる。当局は神経を尖らせ、警備の強化をはかっている。
(翻訳編集・張凛音)