【大紀元日本4月30日】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は29日、同国南西部・珍島沖で起きた旅客船「セウォル号」沈没事故における政府の初期対応が不十分だったことを認め、「事故によって多くの尊い命が失われ、国民に申し訳なく、心が重い」と謝罪した。今回の沈没事故では、これまでに205人の死亡が確認されたほか、依然として97人の行方が分かっていない。
韓国国内では、事故後の対応をめぐって、政府への批判が高まっており、27日には鄭烘原(チョン・ホンウォン)首相が引責辞任している。
(翻訳編集・森 豪太)