【大紀元日本6月18日】四川省資中県の辺鄙な地区に「こびと村」が存在していることがわかった。全村民80人のうち、一番高い身長は117センチ、一番低い身長は64センチしかない。その原因はいまだに究明できていない。
村の名は鳴陽寺。
資料や村民の話によると、1951年の夏、村は謎の病に襲われた。感染したのはみな当時5から7歳の児童。全員の身体発育が止まってしまい、そのうちの一部は各種の障害を患った。
科学者や専門家が村を訪れ、水源や、土壌、食物を調査し、村民らを診査した。しかし、原因を突き止められなかった。
この怪病はある一定の期間において、次の世代にも遺伝したが、以降は消えた。一方、感染を恐れる多くの村民は村を離れたという。
一説では1947年、中国を訪れていた英国の科学者エヴァンスさんは鳴陽寺の周辺山間部で、数百人規模の「こびと村」を発見した。
中国政府はこびとの存在を否認していないが、外国人観光客には公開していない。
(翻訳編集・叶子)