【大紀元日本6月20日】3カ月前から消息不明のままであるマレーシア航空のMH370便。民間の専門家チームは17日に声明文を発表し、関連当局に対してMH370便の捜索エリアを修正するよう提案した。同便が南インド洋で消息を絶った場所を突き止めたと主張する同チームは、「以前の捜索エリアから西南方向約数百マイル(1マイル=1.6キロ)離れた場所だ」としている。
CNNの報道によると、この声明は10人の専門家によるものである。
声明文には「データを分析した結果、同便が消息を絶った位置は、南緯36.02東経88.57の付近と推定」とある。
5種類の方法でコンピュータで計算した結果、答えは非常に近い、その差は50マイル(約80キロ)以内だという。
また、MH370便は当時、インドネシアの上空を旋回した後、470海里(約870キロ)の平均時速で一定の飛行高度を保ったまま、南方向に向かったとしている。
3月8日、クアラルンプール発北京行のMH370便は乗客乗員239人を乗せたまま消息を絶った。海上からの捜索は一時中断しており、8月から再開する予定だとも報じられた。
(翻訳・海田、編集・叶子)