【大紀元日本7月15日】四川省瀘州市古藺県で、およそ1億4500万年前の恐竜の足跡約300個が発見された。一番長いのは60センチに達する。
地元紙「華西都市報」によると、今年4月、現地の住民が、同県の「石鳳窩」という広大な浜にあるたくさんの凹みは恐竜の足跡ではないかと思い、インターネットで関連の情報を発信した。情報をキャッチした国内外の専門家らが7月8日、現地の浜を訪れて調査を行った。
「間違いなく恐竜の足跡だ」と意見は一致した。
専門家らの話では、その数はおよそ300個、白亜紀(はくあき、約1億4500万年前から6600万年前の地質時代)初期のもの。その形から、獣脚類、鳥盤類、竜脚類など3種類以上の恐竜のものが含まれており、最も長いのは60センチもあり国内で発見された最長の恐竜足跡だという。
「恐らくこの浜は当時、巨大な湖であり恐竜の水飲み場だった」と専門家はみている。
昨年、同県の椒園郷においても、今回よりさらに数千万年前に遡るジュラ紀(ジュラき、およそ1億9960万年~約1億4550万年前までの地質時代)初期の恐竜の足跡が発見された。
(翻訳編集・叶子)