【大紀元日本9月18日】中国の大手ポータルサイト「新浪網」が17日、H-6K爆撃機と思われる超低空飛行の目撃情報を写真付きで報じた。爆撃機がほぼ目撃者の頭上を通過したため、異例の事態としてネットで大きな話題となっている。
目撃地は最初上海市にされていたが、その後、ネット利用者の検証によって上海市と接する江蘇省の「南京市大明路にある中古車市場」に訂正された。写真からは、同爆撃機に2発のミサイルが装備されていることが分かった。
通常100メートル以下の高度で飛行する「低空飛行」は、事故の危険性が高いため、危険回避の場合以外は、航空当局の規制によって全面的に禁止されている。
このような危険な超低空飛行をめぐって、中国のネット上で様々な憶測が飛び交っている。「危ない!こんな低い飛行、違法でしょう」「意図的?」「なんで?どういう状況?」
一方、あるネットユーザーが上海の呉淞港で大量の武器を発見したとネット上に書き込んだ。「国際物流会社で働いでる妻が、今日呉淞港で貨物検査を行ったところ、『織物』と申告されたコンテナを開けたら兵器弾薬だった」
汚職調査を担当する中国共産党中央規律検査委員会が7月末に江沢民元国家主席の古巣である上海に特別チーム「中央巡視組」を派遣して以来、いかなる不穏な動きであれ周辺地の情勢は外界の注目を浴びている。
現時点で中国当局から、同件関連のコメントは得られていない。