【大紀元日本10月8日】中国の広東省では、今月1日からの大型連休の間、デング熱が猛烈な勢いで拡大している。9月28日での感染者数1万1867人は、1週間後の5日には2万人を突破し、昨年同期比で約22倍増を記録した。
同省衛生当局の最新報告によると、7日時点で確認されたデング熱感染者数は2万3146人となり、うち6人が死亡した。もっとも深刻な地区は広州市で、感染者数は1万9631人に達し、全省の約85%を占めている。そのうち、5人が死亡。
現在、新たな感染者数は1日当たり1000人以上の速度で増加し続けている。11月になると流行は収まる見込みだ。
(翻訳編集・王君宜)