【大紀元日本10月30日】28日付の中国メディアの報道によると、一人の男子中学生の母親が専門家の助けを求めるため、北京学生心理教育相談所を訪れた。生徒は登校を拒み、中途退学を希望していると学校から何度も連絡があったという。
生徒の親は北京で不動産物件14棟を保有し、その内12棟の物件は賃貸しているという。
一家は平日には北京市内で暮らしているが、週末は79坪に広がる田舎の別荘で悠々自適な時間を過ごしている。
退学の理由について、生徒は「不動産物件12棟の賃料だけで、一生でも使い尽くせないお金があるのに、なぜ学校に行かなければならないのか。大家さんになればそれでよい」と相談した先生に心を打ち明けた。
専門家によると、退学の理由は家庭生活の快適さと学校生活の緊張とのコントラストがあまりにも大きいことにあるという。
このニュースに対し、中国のネット利用者からも多くの意見が寄せられている。
「親の教育が悪い」「家の財産を子供に知らせるべきでない」「賃料を下げればよい」「親の見せびらかす習性が招いたもの」「貧しい人が学校に行く必要があるのか、無言」
(翻訳編集・王君宜)