【大紀元日本11月4日】上海市浦東新区泥城鎮の住民ら4000人以上が10月31日から数日間、電池工場の建設プロジェクトに反対する抗議デモを行った。米政府系放送局ラジオ・フリー・アジア(RFA)が2日報じた。
当局は200人以上の機動隊などを出動させ、強制排除に乗り出した。衝突のなかで、デモ参加者ら約30人が負傷し、約20人が拘束された。抗議が拡大する恐れを危惧した当局は1日、電池工場建設プロジェクトを中止すると発表した。
中国では人々の権利意識の高まりとともに、環境汚染などの理由で政府が強制的に立ち上げようとするプロジェクトに反対する自発的抗議活動が増えてきている。