【大紀元日本2月2日】イスラム教過激派組織「イスラム国」とみられる集団が1月31日、人質となっていたジャーナリストの後藤健二さん(47)を殺害したとする映像をインターネット上で公開したことを受け、安倍晋三首相は1日、首相官邸で記者団に対し、「政府として全力で対応してきたが、誠に痛恨の極みだ」と沈痛な面持ちで語った。NHKが報じた。
一方、オバマ米大統領は、映像公開後に発表した緊急声明で「凶悪な殺人だ」とイスラム国を非難したうえで、「後藤さんはシリアの人々の苦境を伝えようと勇気をもって活動していた」と述べた。
(翻訳編集・森 豪太)