【大紀元日本2月24日】韓国の仁川国際空港で21日、中国国際航空の女性客室乗務員がショッピングから戻らず、乗客を待たせるハピンニングがあった。同航空会社はフライトが遅延していないことから、女性の行動は問題ないとの認識を示している。
重慶行きのCA440便のある乗客は中国版ツイッター微博で、「時間になっても搭乗できず、航空会社から乗務員がまだ到着していないと説明された」と書き込んだ。さらに「搭乗時間を5分過ぎたところ、大小様々なショッピング袋を抱え照れ笑いする女性の客室乗務員が走ってきた」と証拠写真も投稿した。写真の背景には長蛇の列で搭乗を待つ乗客の姿も写っている。
写真の撮影時間は北京時間の午後2時24分。中国国際航空は北京紙・京華時報の取材に、同便の搭乗時間は2時25分で、女性客室乗務員は24分に戻ってきたので、乗客の搭乗に影響せず、フライトの離陸と着陸にも遅延が出ていないと答えた。実際、同便は目的地の重慶空港に予定より18分遅れて到着していたが、乗務員の遅刻との関連は不明。
微博に投稿した乗客は報道後、「乗務員が乗客より先に飛行機に乗り込み、準備作業を行うのは普通だ」と再び微博で反論の書き込みをした。
微博のプロフィールでエミレーツ航空(アラブ首長連邦)の客室乗務員とかたるネット利用者は「国際的慣例では、乗務員は少なくとも1時間前に飛行機に乗り込み、設備の点検などを行うことになっている」と乗務員が搭乗時間に遅れていなくても、安全検査が不十分な可能性があると指摘した。
一方、中国の航空会社では、乗務員による輸入代行を禁止している。個人使用でなければ、女性の乗務員はこの規定に抵触している可能性もある。
(翻訳編集・江音)