【大紀元日本3月2日】AFP通信によると、美術館として一般公開されている、パリ南部のフォンテーヌブロー宮殿の中国館で1日の早朝、展示品で「価格を付けられないほどの宝」15点が盗まれた。
同美術館の発表によると、盗難に遭ったものに19世紀半ばのタイ国王がナポレオン3世に贈った王冠の複製品や、チベットの秘宝、清の乾隆帝時代の景泰藍彫りの磁器が含まれており、いずれもナポレオン3世の妻、ウージェニー皇后が寄贈したものである。被害総額は不明で、犯人グループは同日午前6時ころに館内に侵入、7分間以内に逃走した。現場に詳しい様子だったという。
(翻訳編集・叶子)