【大紀元日本3月5日】受取人不明の郵便小包が、商品となり路上で販売されていることが明らかになった。目撃者に撮影された「叩き売り小包」の画像がネットに出回り、話題になった。
2月27日付けの新京報によると、受取人不明などの事情で返還された国際郵便小包が、1つ10元(約190円)の値が付けられ、河北省覇州市の路上で売られていた。
多くは北京から米国、ロシア、ウクライナ宛てで、宛名と受取人の記載された送り状がまだ添付されている。昨年11月から12月発送分で、クリスマス包装のものもある。
伝えられるところによると、写真は現在、郵便行政当局が確認し「未配達小包や封書の販売は違反」として、調査しているという。中国の郵便物に関する法案では、郵便事業者は受取人不明などで返還された郵便物は6カ月間保管しなければならない。