【大紀元日本3月9日】安全保障関連の情報分析を専門とするIHSジェーンが7日に発表した研究報告によると、中国の2014年の武器輸入額は前年の世界第5位から第3位に上昇した。1位のサウジアラビアは世界最大の武器輸入国となった。
報告書によれば、2014年にサウジアラビアの武器輸入額は54%増加した65億ドルで1位、インドが58億ドルで2位を占めた。
武器輸出額に関して、アメリカが237億ドルで、世界最大の武器輸出国を維持している。2位のロシアは前年比9%増100億ドルで、そのうち、対中輸出額は23億ドルに上っている。
IHSジェーンの安全保障業務の責任者ポール バートン氏は、ロシアの武器に対する需要が高いため、中国の武器輸入額は今後も速いスピードで増加を続けると指摘した。
(翻訳編集・江音)