【大紀元日本3月31日】太陽電池のみで世界一周に挑戦している飛行機「ソーラー・インパルス2」は31日、ミャンマーのマンダレイから中国の重慶に到着した。
同機は9日、アラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビを離陸。重慶は5カ所目の着陸地で、次は北京に向かう。一方、AFP通信によると「天候不良で31日中は難しい」とサポートチームは話しているという。
同機はスイス連邦工科大学ローザンヌ校が進行するソーラー飛行機計画。スイス人精神科医のベルトラン・ピカール氏とスイス元戦闘機操縦士のアンドレ・ボルシュベルグ氏が同計画を主催する。
航路はアラビア海、インド、ミャンマー、中国、太平洋、米国、大西洋、南欧、北アフリカを巡り、5カ月かけて3万5千キロを飛行する。今年8月に出発地アブダビに戻ってくる予定だ。
(翻訳編集・佐渡 道世)