【大紀元日本7月16日】広東省東莞市の女子がこの度、全国大学統一入試(通称・高考)で高得点をマークし、上海の復旦大学の入学を許可されたことが明らかになった。
復旦大学は、英教育誌ハイヤーエデュケーションが毎年行う世界大学ランキングの2014-15年度版でも193位に位置し、ランクインした中国本土の大学では、北京大学(48位)、清華大学(49位)の次に付ける上位大学。
伝えられるところによると、袁さんは幼少期から抜きん出る学力を備えており、幼稚園に通う頃には読書や数学的能力を身につけ、小学校では飛び級を繰り返したという。
14歳にして高校3年生の袁一帆さんは、同じ歳の友人らが高校進学に向けて勉強する中、6月初旬に行われた高考を受験。中国では高考の試験結果のみで大学入学の合否が決まる。袁さんは今回、677点をマークし、今年9月に復旦大学自然科学学部への入学許可を得た。
昨年、高校2年生のときには中国科学技術大学の少年班(優秀な才能を持った少年を対象とした特別クラス)に出願したが、高考で613点だったため不合格となっていた。
また国内メディアによると、袁さんの父親は15歳で武漢大学入学許可を得ており、「才能が遺伝した」とも報じられている。
(翻訳編集・佐渡 道世)
※7月20日、内容を一部訂正しました。