中国官製メディアの報道や当局の発表によると、中国国内で極めて精巧な偽100元札が発見された。一般的な偽札判別機では識別できず、北朝鮮で製造された可能性が高いという。
報道によると、北朝鮮では米ドル札や人民元のほか、世界で最も偽造が難しい紙幣の一つである日本円の通貨偽造も行われている。これまでに国境を接する中国東北部はもちろん、大連や北部の内モンゴル、南部の江蘇省など中国全土で、北朝鮮で偽造されたとみられる偽札が大量に出回っている。
これらの地域の公安局は、北朝鮮の偽造紙幣は本物とほぼ区別できないほど精度が高いため、偽札判別機はおろか、一部の銀行のATMでさえも通過すると注意を促している。
(翻訳編集・桜井信一)