中国上海市政府は、習近平国家主席の側近とされる応勇氏が20日午後、正式に上海市長に就任したと発表した。国営新華社通信など複数のメディアが報じた。
同報道によると、上海市第14期人民代表大会(市議会に相当)において、現在同市党委員会副書記で常務副市長を務める応勇氏を、17日辞任した楊雄前市長の後任として選出した。
応氏は近い将来、党内江沢民派閥の韓正氏に代わって、上海市党委員会書記(市トップ)に就任するとみられる。
(翻訳編集・張哲)