12日、トヨタ自<7203>は米シリコンバレーの人工知能(AI)子会社を通じて、ベンチャーキャピタル(VC)を設立すると発表した。計1億ドル(約113億円)を投じ、AIやロボティクス、自動運転、クラウド技術の4分野でベンチャー企業に投資する方針であるという。すでに米スタンフォード大などと産学の連携を広げているが、ベンチャーとの協業も増やし、新規事業の礎となる技術開発を加速させるとのこと。
今後より一層、同社をはじめとする自動車業界はAIや通信技術の急速な発展によって、自動運転やコネクテッドカーなどとの関連性が強まろう。
(アナリスト 雲宮祥士)
転載元 フィスコ