世界で最も降雨量の少ない乾燥地域として知られる、チリのアタカマ砂漠(Atacama Desert)。エルニーニョ現象の影響で、近年では5〜7年おきに雨が降り、その頻度は更に高くなっている。今年7月にも雨が降り、砂漠には広範囲にわたり花が咲き乱れている。
アタカマ砂漠の東にあるアンデス山脈が大西洋からの湿気を遮り、西側の太平洋に冷たいペルー海流が流れるため、雨が降らず非常に乾燥しているこの地域。予想外の雨で200種以上の花々が一斉に咲き始め、砂漠は一気に花畑になった。砂漠に花が咲いていると聞き、多くの観光客が訪れている。
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(翻訳編集・豊山)