中国安徽省にある安慶天柱空港で18日、乗客が搭乗前に飛行機のエンジンに向かってコインを投げ入れたという迷惑行為が発生した。この影響で、国内航空会社の祥鵬航空が安全確認作業のため、当日この安慶ー昆明の航空便を欠航した。今年6月に、上海でも同様のハプニングが起きていた。
AFP 通信社によると、コインを投げ入れたのは76歳の女性乗客だ。「幸運になりますように」と祈るためだという。これを目撃した他の乗客が直ちに地上スタッフに知らせた。スタッフらはエンジン周辺でコインを1枚発見した。しかし、この女性がコインを何枚投げ入れたのかは不明だ。
祥鵬航空はエンジン内部を緊急安全点検を実施するため、雲南省昆明に向かう同便を欠航とした。足を止められた他の乗客らは翌19日にフライト変更を余儀なくされた。
AFP通信によると、同女性の身柄は警察当局に拘束された。
今年6月には、80歳の女性乗客が上海から広州までの南方航空の便に搭乗する前、「幸運になると思って」飛行機のエンジンにコイン9枚を投げ入れた。エンジンの安全確認作業のため、すでに飛行機に乗り込んでいた乗客150人が降機され、フライトも約5時間遅延となった。
(翻訳編集・張哲)