世界各国の若者に人気の中国発ショート動画共有アプリ「TikTok(ティックトック)」について、フランス警察当局は11月、保護者に対して、同アプリを利用することで子どもが性犯罪者に狙われやすいと警告し、警戒感を強めるよう呼び掛けた。
AFP通信の昨年12月26日の報道によると、ネットワーク調査会社Generation Numeriqueの調査では、フランス国内11~14歳までの少年人口の38%がTikTokのユーザーアカウントを持っている。
若者、特に女の子は音楽に合わせて楽しく踊る様子を手軽にソーシャルメディアSNSに公開し、注目を集められるという点で、TikTokの魅力を感じている。
専門家はAFP通信に対して、自らの踊る様子を投稿すれば、悪意のコメントを書き込まれたり、性犯罪者に狙いを定める機会を与えたと指摘した。
フランス警察当局は11月、TikTokアプリに危険性が潜んでいるとして、青少年の保護者に対して警鐘を鳴らした。
(翻訳編集・張哲)