16日の東京株式市場で、日経平均株価が一時600円以上の上昇を見せ、最高値の30,714円52銭を付けた。
企業の業績回復が株価を押し上げているとの見方がある一方、実体経済を反映していないとして懐疑的な見方も示されている。さらに、今回の株価上昇の主役は中央銀行と外国人投資家であり、一般国民は恩恵を受けていないとの意見もある。
こうした背景のなか、日経平均株価は午後2時40分頃に一時30,321円46銭に反落。その後わずかに持ち直し、30,450円7銭に収まった。
(文亮)