5 月30日の早朝、江西省の宜春から南昌までの長さ60キロの高速道路で、地面に大量の釘がばら撒かれ、100台以上の車のタイヤに釘が刺さるなどの被害を受けたという。江西省の地元テレビ局が報じた。「タイヤがまるでハリネズミのようだ」とトラック運転手らが怒りをあらわにした。
同日の午前11時頃、同高速道路のサービスエリアに多くのトラックが駐車していた。トラックのドライバーらはメディアに対して、「タイヤに長い釘がたくさん刺さって、まるでハリネズミのように見えた。このままでは走れない、危険だ」
「午前6時頃この高速道路を通過した時、タイヤに釘が刺さっているのを発見した。刺さったのに気づかずに走り去った車もある。被害にあった車はおそらく100台以上だ」
「朝6時過ぎの時点で、すでに警察に通報した。しかし、午前10時になっても、同様の被害を受けている車がまだある」などと訴えた。
高速道路の管理担当者によれば、5月30日午前3時頃から午前6時頃までの間に、あるトラックから鉄製の釘が大量にこぼれ落ち、ばら撒かれたという。
ネットユーザーらは次々と疑問を呈した。
「朝6時過ぎに通報したのに、関連部門は何をしていた?午前10時になってもまだ被害を受ける車があるなんて、誰かが故意にやっているのか?」
「これだけ監視カメラがあるのだから、犯人を捕まえるのは簡単なことじゃないか?何があったのか、当局は利用者に説明しなければならない」
「高速道路は有料だ。金をもらっているのだから、車両が安全に通行できるよう確保する責任がある」
(大紀元日本ウェブ編集部)