【大紀元日本11月14日】世界の主要な大学のランキングを調査する「タイムズ大学教育特集」誌の「2007年度Quacquarelli Symonds(QS)世界大学ランキング」の最新情報によると、米ハーバード大学がトップの座をキープするほか、英ケンブリッジ大学、オックスフォード大学および米イエール大学が2位を占めており、ロンドン大学およびシカゴ大学が初めてトップ10入りした。また、50位にランクインした大学の中で、アジアからの8大学の内、日本の大学3校がランクインした。香港・中国からはそれぞれ2校が入っているという。
QSが調査を行った世界大学のランキングは今年で4年目に入り、大学進学を目指す人々の参考情報として重宝されている。
調査結果によると、上位20位にランクインしたのはハーバード大学、イエール大学、マサチューセッツ工科大学などを含む半数以上が米国の大学で、そのほか英国から4校、コロンビア、カナダ、豪州、日本、香港の順だ。
また、上位50位にランクインした大学は、東京大学(17位)、香港大学(18位)、京都大学(25位)、シンガポール国立大学(33位)、北京大学(36位)、香港中文大学(38位)、中国清華大学(40位)および大阪大学(46位)で、アジア8校のうち、日本が3校を占めている。また、上位200校の場合は、日本から11校がランクインしている。
QSによると、近年では多くの大学が国際化をめざしており、留学生の招致、および共同教育などの方式を増やしているという。2007年世界の重要な大学200校の内、14の国から、27の大学がランクインしたのは調査を開始して以来初めてだという。
QSの調査結果によると、100位にランクインした大学の内、アジアの学校は昨年より1校増加して、計13校がランクインした。また、ヨーロッパの大学は昨年の41校から35校に減り、北米地区の大学は昨年の37校から43校に増えたことが分かった。
「タイムズ大学教育特集」誌は1971年に創刊した。