【フォトニュース】財政破綻のデトロイト市、政府が協力姿勢=米国

2013/07/20 更新: 2013/07/20

【大紀元日本7月20日】米国で自動車産業の中心地として発展したミシガン州デトロイト市が財政破綻し、18日に連邦裁判所へ破産法の適用を申請したことを受け、ホワイトハウスのカーニー報道官は19日の記者会見で、同市の財政再建へ向けて政府が協力していくことを明らかにした。

デトロイト市は米国を代表する都市の一つで、世界的な自動車メーカー「ゼネラル・モーターズ(GM)」が本社を構えていたが、1970年代に始まった日本車の台頭や、GMの経営破綻(2009年)などが影響で自動車産業の衰退を招き、人口流出が続いた。1950年代のピーク時に180万人以上いた人口は、約70万人まで減少しており、近年は治安の著しい悪化やゴーストタウン化が問題となっていた。

デトロイト市は約180億ドル(1兆8000億円)の負債を抱えており、米国の自治体においては史上最大規模の財政破綻となる。

(翻訳編集・森 豪太)

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