【大紀元日本10月9日】オバマ米大統領は8日、ホワイトハウスで記者会見を開き、米国がデフォルト(債務不履行)に陥る可能性が現実にあると述べたうえで、これを回避するため、上院民主党が可決を目指す「与野党が交渉する期間を設けるため、ひとまず短期的に債務上限の引き上げを行う法案」についても言及した。米政府機関の一部閉鎖が8日目を迎えるなか、現状のままだと、同国では今月17日にも政府債務が法律で定める上限に達し、債務不履行に陥る恐れがある。
現在のところ、野党・共和党は、歳出削減や医療保険制度改革の見直しを求める従来の姿勢を崩しておらず、米国では依然として予断を許さない状況が続いている。
(翻訳編集・森 豪太)