【大紀元日本11月12日】フィリピン中部に大きな被害をもたらした猛烈な台風30号による死者は、11日夜の時点で、少なくとも1774人に達した。また、国家災害対策本部の発表によると、被災者は約950万人に上っている。
壊滅的な被害が出たレイテ島のタクロバン市では、一部の市民が暴徒化し、支援物資を運ぶ車両が襲われるなどの略奪行為が発生。AFP通信によると、同市では派遣されたフィリピン軍兵士100人や警察官469人が、治安維持活動や支援活動を行っているという。