【大紀元日本12月10日】反政府デモが拡大するタイの首都バンコクで9日、同国のインラック首相は議会下院の解散を発表した。これにより、来年2月2日までに総選挙が行われる可能性が高くなった。これに対し、デモを率いる最大野党・民主党のステープ元副首相は、すでに総選挙には参加しない意向を示している。
この日は、約15万人が同首相の退陣を求めるデモに参加。下院の解散発表後も大規模なデモ隊が首相府を包囲した。