米俳優レオナルド・ディカプリオ（47）は先月29日、ツイッター上で中国による魚の乱獲を批判した。中国の一部のネットユーザーは「映画スターは政治に関わらないほうがよい」と反発した。

熱心な環境保護主義者として知られているディカプリオは「中国は過去20年間で遠洋漁業船隊を数千隻にまで拡大し、その結果、中国近海の漁業資源を枯渇させた。さらに漁師は世界各地の海に出航して遠洋漁業を続けている」とツイートした。

また、ディカプリオは米紙ニューヨーク・タイムズの関連報道をリツイートして、中国の慣行は「海洋資源の商業的持続可能性」と「地域経済」に大きなダメージを与えているとコメントした。

中国国内SNS微博（ウェイボー）などでは、「中国を侮辱した」と反発の声が出ているいっぽう、ディカプリオが今後中国当局によって「封殺されるのでは」と懸念する声も上がっている。