中国、中印衝突死者数を批判の有名ブロガーを逮捕 テレビ自白も公開
中国江蘇省南京市人民検察院(地検)は1日、市警察当局が2月20日に拘束した著名なブロガー、仇子明氏(38)を「英雄烈士の名誉を傷つけた」として正式に逮捕したと発表した。「英雄烈士への侮辱罪」に関する中国刑法修正案は1日に発効したばかりだ。中国官製メディアは同日、仇氏の「テレビ自白」を放送した。
中印衝突の死者数に疑問の海外在住中国人男性「嘘だらけの国に住みたくない」
中国共産党当局はこのほど、兵士4人が昨年6月、インド軍との国境衝突で死亡したと発表した。海外在住の中国人男性が今月、ネット投稿で当局の報道を疑問視・批判したことで、中国の警察当局から指名手配されている。中国にいる両親も警察署で食事を与えられず取り調べを受けた。
中国当局、ネットユーザー6人逮捕 中印衝突の死亡者数に疑問
中国当局は19日、昨年6月に中印国境地帯で起きた両国軍の衝突で、中国軍側は5人の死傷者が出たと初公表した。このほど、中国当局が発表した死傷者の数を疑問視したネットユーザー6人が当局に逮捕された。もう1人は海外にいるため、中国国内の両親が当局の取り調べを受けたという。
中国軍、昨年6月の中印衝突で4人死亡と初公表
中国軍当局は19日、昨年6月に中印国境地域で両国軍が衝突したことで、中国側の兵士4人が死亡したと公表した。死亡人数の公表は、昨年の衝突以来、初めてのことだ。